アトガキ。
バレンタイン・ショートショートでした。
いかにもホワイトデーっぽいタイトルだけど、バレンタインストーリーです。
これは去年の夏だったか、突発的に思い浮かんで、勢いで書いたものです。
なので、小説というよりも構想メモに近い状態かもしれません。
バレンタインの話ではなかったけど、キャンディーの包みに思いを書くってネタ自体はずいぶん昔に考えたんです。
でも、いまどき包み紙の飴ってあるんだろうか。
包み紙のネタを考えたのは、たぶん7、8年前で、当時は小袋より包み紙のほうが多かったんですよ。
古臭いネタかなぁ、とちょっと不安に思いながらも書いた覚えがあります。
書いたときはあまりに時期外れだったので、とりあえずブログでアップして、時間があればきちんと短編として書こうと思ってたんですが、どうも書けそうにないので軽く手直しだけしてSSのままで公開することにしました。
うーん、構想としては、バレンタインとホワイトデーの連作で、どっちか女の子視点、どっちか男の子視点にしようと思ってたので、いつかちゃんと書けたらいいなぁと思います。
今は短編ばっか書いてて長編を書く時間をとれない、なんて変な泥沼なので、やめておきますね(笑)
皆さんはバレンタインに告白ってどうやってします?
チョコを渡すだけでも、かなり勇気がいりますよね。
そう考えると、この話の女の子はチョコをチョコとして渡す勇気がなかったようです。
ちょっと卑怯だけど、いじらしくて私は好きですね。
たった一粒のために、心のすべてをこめて、三角のホワイトチョコを作ったんじゃないかなーって思います。
告白したいって女の子はがんばってくださいね!
2009年1月 佐野あげは



