patterfly

そんなことばっか考えてると
ふとコンビニを来てから1時間以上経っていた。
こんな夜中にコンビニの前にいる私ってたんなる不審者じゃん





じっーーーーーーーーーーーー

ビクッ。

何この視線。
すごく視線の感じる方をチラッと見てみると
バチッ
がっつり男の人と目が合った。
なに?Mって気づかれた?
まさかpatterflyの熱狂的なファンとか?
だとしたら気づかなくもない

なんて考えてると男の人はドンドン距離をちぢめてきて。
とうとう私の目の前まで来てしまった。


………………………。
さっきっから無言。
私はこの空気に耐えられず


「あのぉ…なにか?」

男の人は笑いながら言った


「家出???」

なんだろ。思いっきし家出のことを当てられたのもあるし
彼の笑顔があまりにも吸い込まれそうな優しい笑顔で、私は彼を見ながら止まってしまった。

「こんなとこいたら危ないよ?君女の子なんだから。」

Mって気づかれてない…のかな?

「ねぇ聞いてる?ほんとにここ意外と危ないんだよ。」

そんなこと言われても私は帰る気なんてサラサラなく黙ってたら、

彼は急にうなりだした
うぅとかうーーーんとかなんか悩んでるみたいで、、、

でも急に、にっこーーーとわらって私の方に顔を向けて衝撃的な言葉をはなった。