「どうして…?どうして信じてくれないの…!信じるって言ってくれたのに!!」




雨の中…
倉庫の前で1人泣き叫ぶ少女がいた。









「紗奈を虐めたくせに何言ってんだよ!!」



「紗奈ぁ…怖かったよぉ…。由奈ちゃんがぁ…ヒク…ヒク…いつもねぇ…姫辞めろって脅してぇ…虐めてくるのぉ…うぇーん…」





「もう来るな。お前はもう、ココの姫じゃねぇ!さっさと出ていけ!!」




そこのお姫様笑ってんのに…?
見えないの…?
なら…もう、いいや。





「私がやりました?これで満足?」


あはは、皆動揺してるし(笑)
そりゃ、そうだよね…






私は今から…悪魔になる。





「由奈…?「あのさ?気安く呼ばないで?後、関わらないから相手しないでね?バイバイ。」




さよなら…みんな…








楽しかったよ…?







信じろ…って言われて信じたのに…







ウラギラレタ…





あの子によって…




だから、さよならだよ。





…朔龍…