もう独りじゃないから


「桜木ーお前なぁー。」


桜木真琴、高校2年生。
現在私は、学年主任の多田に呆れられている?真っ最中だ。

「少しは熱中出来るもの、探したらどうだ?趣味とかあるだろー?」 
「そんなのないですよー。」

多田が、こんなことを言う理由はただ一つ。
私が出席日数や成績が悪く、将来的に不利だという事だからだ。
正直に言うと、そんなのどうでもいいと言うのが本音。

「部活だ…」

多田は、ひらめいたと言うかのように笑った。

「桜木今月末までに部活決めておけよ。」
「はぁ?」

予想外の発言に私は耳を疑った。