『意外とガキなんだね』 むかつく。 加藤の言葉も。 目も。 自分の魅力を疑いもせずに自信を持っているあの態度も。 そして多分、そんな加藤に嫉妬している自分も。 加藤の言う通りガキっぽい態度をとっていた自分にも。 でも仕方ないだろ。 そもそも俺はカラオケなんか行きたくなかった。 他にしたいことがあった。