だめだ。 完全に浮かれてる。 是非とも置いってって欲しい。 頼むからこの空間から俺を解放してくれ。 「要ー」 「いま行く」 帰りたかった。 そもそも俺はカラオケには付き合うと言ったがプリクラを撮るなんて聞いてない。 が、場の空気を読めない程自己中にはなりきれない。 帰りたいと言えないまま俺たちは近くのゲーセンに移動した。