愛してるって言って 。

・・・男の人なのに


部屋の中すごく綺麗にしてるんだなぁ~ 。



健 「 なぁ 。 」



健志はそう言いながらあたしの隣に座った 。



健「 お前は何を抱えてる・・・?
話したくないなら別にいい 。
ただ・・・助けてほしいって思ってんなら
ゆっくりでいいから話してくれないか ・・・? 」



・・・・・・・・・


あたしはこの人なら・・・



この人なら分かってくれるんじゃないか 。



この人なら助けてくれるんじゃないか 。




・・・そう思った 。



柚 「 ・・・・・・ あたしはいらない子 ・・・ なの ・・・ 。
お母さんだって・・・周りの人だって
あたしが・・・あたしが居なくなれば喜んでくれるのっ!!! ・・・っ。 」


ぎゅ・・・っ・・・・・・





健志はあたしを抱きしめていた 。






・・・な・・・んで・・・




健 「 苦しかったな 。 1人でずっと辛い想いしてたんだな 。
・・・・・・ でもな 、 もう2度と死のうなんて考えんな 。 ・・・分かった? 」



柚 「・・・・っ。・・・・・・うぅっ。・・・」


健 「 よしよし 。 しゃーねぇーなっ
泣き止むまで 、 俺が傍に居てやるよ 。」



あたしは涙が枯れるんじゃないかってぐらい


健志の胸の中で泣いた 。


健志はその間 、

強く抱きしめて頭を撫でてくれていた・・・





健 「 ・・・落ち着いたか? 」



身体を離すとそう言って微笑んできた 。



柚 「 ・・・・うん 。 ・・・ありがと 。 」




健 「 おう 。 また辛くなった時は言えよ 。
いつでも抱きしめてやるから 。 」


ちょっと意地悪な顔でこっちを見たあと 、



「 俺がお前の兄貴になってやる 。 」



・・・・・・・・・・・・




柚 「 ・・・兄貴・・・? 」



健 「 兄貴 。 お前どうせ 、 そのろくでもねぇ母親しか
家族いねぇーんだろ?
だったら俺がお前を守る兄貴になってやる 。 」





・・・あたしは夢を見ているのかな・・・?



この人のことなら信じられる 。





なんの根拠もない 。




だけどあたしはそう思ったんだ 。




「 ・・・っっ。 うっ・・・ うんっ !! 」




健 「 まーた泣く ( 笑 ) よしよし 、 もう大丈夫だから 。 」



神様・・・これは夢ですか・・・?




あたしは夢を見ているかのように幸せだった 。