愛してるって言って 。

少し離れたところで健志は車を止めた 。


・・・・・・・・・


健「 ・・・ 家帰りたくねぇーんだったら
全然居てくれて構わねぇーから 。 」




柚 「 ・・・・・・・・・ 何で・・・?」


健 「 あー?何であたしにここまでしてくれるのって?」


健志はそう言うとニカっと笑ってこっちを見た 。


柚 「 ・・・・・・・・・ 」


健 「 ・・・あの場所で俺は大事な人を亡くした 。 」




え・・・・・・・・・ 。





健 「 俺はアイツを守ってやれなかった 。
アイツの苦しみに気付いてやれなかったんだよ 。
・・・だから・・・きっとお前のことも放っとけなかったんだろーな 。 」



笑ってこっちを見る健志の目は・・・


どこか切なく・・・





あたしと一緒 ・・・・・・



・・・暗い闇を抱えているように見えた・・・・・・