あの日から数ヶ月後、俺は女に触れることが出来ないことを知った。


もし少しでも触れてら俺は軽い発作、鳥肌がでるという症状が分かった。


医者からは身体には何の異変もなく、多分精神的なものだろうと言われた。


その時ハッと何かを思い出した。あの日、このみに告白された日彼女から『大っキライ!』と言われて何かを感じた気がした。


多分それが俺の精神にも来たんだろう。実際、本当に精神的に来たことに変わりはない。


そんな自分の身体の異変が分かった数日後、ある日このみの両親がうちへと訪れた。