「そう…....」




泣いちゃダメだ。私はいつかは終わるのがわかっててこの関係を始めたんじゃない。




「告白する決意したんだね」



「ああ」



「そっか…....」



お互い口を閉ざしてしまった私たち。正直もうここにいるのが辛い。そんな私は立ち上がって……



「それで……「じゃあ、私用事があるから」



私は志樹の言葉を最後まで聞かずに第2準備室を後にして、昇降口まで走った。



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それからのことはあんまり覚えてない。