もう10時?!だいぶ集中していたみたいだ。

「なんの曲書いてんの?」

翔也が覗き込む。


「ん〜ちょっとした恋愛ソング」

イントロを少しギターで弾いてみせる。

って翔也さんさっきからニヤニヤ顔。

「…何よ。」

「いや〜優ちゃん。君は自分の体験をそのまま曲に書く癖があるの知ってる?」


はぁっ!?