春の海



朝起きて、顔洗ってご飯とお弁当を作りに行く。

昨日作ってあった、ハンバーグのお弁当サイズと卵焼きを作って、お弁当に入れる。
朝ごはんは、ご飯とお味噌汁、今日は鮭を焼いて終りでいいか。

朱はご飯を食べずに仕事に行くから、鮭のおむすびでもつくっておこうかな。

「おはよう、なこ」

朱が仕事に行くためにやってきた。さっき作っていたおむすびを渡す。

「おはよう、はい、これ。」

「ああ。ありがとう。ごめんな、朝は一人で食べさせて。」

いつもこうやって、私の心配をして謝ってばかり、別にもうそんなことは気にしていないのに。

「大丈夫、それより遅れるよ、行ってらっしゃい」

「行ってきます」