「これでオッケー」

私は急いで靴箱に向かう

「おい! 金出せよっ!!」

大きな声が聞こえた

たぶん上から

私は気になって階段を上がる

そこには4人と男子生徒が1人の男子生徒を囲んでいた

これってカツアゲ?

いつもなら放っておくけど…

「誰かいるのか?」

1人の男子生徒がこちらを向いた

うわ、ばれたか

仕方ない 助けてやるか…

「何やってんの?」

私は男子生徒に近づく

靴の色を見ると青だった

3年生か…

「お前は… 岡崎葵…」

男子生徒たちがオドオドし始める

私のイメージって一体…

でもこれなら殴らずに済むかも