チーン…

お姉ちゃんは仏壇に手を合わせる

母さんは私がまだ幼い時病気で死んでしまった

父さんとは真逆で穏やかで優しかった母さん

まだかすかに記憶が残っている

「母さんなら許してくれるよね?」

お姉ちゃんが仏壇を見つめながら言った

「きっとそうだよ… あ、私もいい人見つけなきゃ…」

そして早く母さんに報告しなきゃね…