私は友達8人と一緒に帰っていた。
その時流行っていたのは、まいんちゃんや天才てれびくん。
話の内容もそれぞれ盛り上がっている時だった。

横断歩道で私達は止まった。
向かい側にはみんなが大好きなお菓子屋さんケーキがメインに売っているお店だ

私達の後ろにはブロック塀があって私達はブロック塀とブロック塀の間にいた。

信号が変わるのを待っていた。
みんな笑顔で話しながら。

ーガタガタガタガター

地震だ。すぐ終わると思った。

ーガタガタガタガタガタガター

強い。怖い。驚いた。

お菓子屋さんのドアなどのガラスが割れる。
私達の足元に飛んでくる。
ブロック塀が崩れてきた。
みんな逃げた。
笑顔じゃなかった。泣いていた。

家には母1人だどうしよう
私が早く帰らないと...

近くの人に助けを求めた。
ガラスが足元にたくさん落ちてるブロック塀が倒れてる。
その上を何とか行こうとしたが、私達は小学1年生まだ無理だ。

私達が泣いていると近くのマンションからおばさんたちが私達を助けるために裸足で出てきてくれる人もいた。

その一方で私達の声が泣き声がうるさいなどと言う人もいた。