「こういうのは恋の始まりなんですから、思い出の品は取っておかないと。」

「え?」

「よく漫画とかであるじゃないですか?
困ってた時に現れた男子が助けてくれて、その男子に恋をするってやつ!」

目を輝かせる。

「いや、それは漫画の話でしょ?現実では起きるわけないよ。」

「えー?夢無いですね。」

私達は控え室に戻った。