あなたについた最後の嘘。

大丈夫。って返事しようかと思ったけどもう優は近くにはいなくて。
優にも伝わるように笑顔を向けた。



「位置についてよ〜い パン!」



ピストルの音と共に皆一斉に走り出す。
私も皆と同時に走り出した。
足の速さには自身がある私は、どんどん皆との距離を広げていく。



指令が書いてある紙を1枚拾う。
そこには貴方の一番大切な人って書いてあった。こんなの考えなくても決まっている。