千代が入って7時間が経とうとしたころ



「血圧低下このまま続けば両方とも危ない」



医者たちが慌ただしいくなって一人の医師がオレ達の前に来た



「お伝えをしていたこと……」



オレはそれ以上聞き取れなかった



ここで千代を失うのか。



「お願い。千夏っ雅斗くん千代に力を貸して上げて」



たぶん、2人は千代の両親



(オレからもお願いします。千代をまだ連れては行かないでください。)



オレもお袋に便乗して、お義父さんとお義母さんに頼んだ



オレはなんと言われようと千代を信じてる