それから2人で店に戻ると合コンみたいな形のテーブル



確か、その席の奴にさっき教えてもらった…



千代はその席に近づいて



「ごめん。用事出来たから帰るね!」



オレに教えた奴に声を掛けた



「ちょっとその前に、千代…私彼氏いた事なんて聞いてない!」



はぁあ?言ってねぇだと…



「だって言うと会いたくなっちゃうもん。お互い頑張んないと行けないのに…」



「そうだったの?でも会ってるじゃん」



「違うの。これはわたしも驚いてるところ」



千代は泣きそうになりながらも必死で女に訴える



オレはそれを見るに見かねて



「わりぃな。あまり千代をイジメんな。オレ昨日まで海外にいて今日帰って来たとこだ。」



ついつい、声を掛けちまった