「あ、そび……?」


優斗は驚いた顔して、そしてクスッと笑った。 


「そう思ってるなら、それでいい。」


やっぱり遊びなんだ。 


なんか、胸がいたいよ? 

「それより!なんでいきなりキスしたんですか?なんでSキャラなんですか?」

「…一気にしゃべるなよ。質問に応えるけど、キスしたのはしたいと思ったからだし、Sなのは…たまたまだよ!」


「たまたまってなんですか!!」


「いいだろ別に。あっそうそう。今日から劇の練習あるから。放課後体育館に集合。」


そう言うと優斗はさっさと帰っていってしまった。