VOICE~君の声を求めて

6時間目も終わり、帰ろうと肩にバックをかけた。





でも、今日はなんだかクラスが騒がしいな?
どーしたのかな?







「よーし!みんな今日はクラスの親睦会ということでカラオケだぁ!」









親睦会?



私誘われてないんだけど……




まぁ仕方ないか……






「おいっ……」



この声はっ!


ひび…きくん!?


私は淡い期待をこめ、後ろをみた。




「お前も来い」




でもそこにいたのは響くんでも誰でもなく、有馬蒼音だった。