「まってまって!そー興味無い顔しないでよ!」




げっ、バレてた
やっぱり詩音にはかなわないな。



「きいてやらなくもない……」




「よしよしっ!ほんと素直じゃないなぁー!」




詩音は満足そうに私の顔をみつめ、

頭をなでた。まるで子犬と遊んでるように。



「四人いるんだけど……」


「へー……」