《晃司…さ…ん?
それを外し…たら…ダメです》

俺は光りに包みまれていく、ミュウの手をにぎった。


「俺は…もういいんだ。
寿命で死ぬんだよ。
だから気にする事はないんだ。
ミュウのいない世界は、生きていても辛いだけだよ。

俺はたとえどんなに

短くてもいいんだ。



悔いはないよ。

ミュウ…君には生きて欲しいんだ。」