乗換駅で7時49分の電車。

俺は二学期からこの電車に乗ることにしている。

今日で4回目。



屋根と屋根の隙間から光の帯が射し込む埃っぽいホーム。

学生ばかりの列に並ぶとしばらくして電車が滑り込んでくる。

この駅が最寄りの学生が吐き出され、俺たちが乗り込む。

毎朝の光景。





そう、毎朝の光景…



の、はずだった。



1秒前までは─