「盗撮はヤバいよね。」
酒井が笑う。
「じゃあ学園祭で撮るってのは?
盗撮じゃなくてさ、「一緒に写真撮って下さい!」ってヤツ。」
「酒井、ピュアなピカルちゃんがそんなこと言えると思う?」
「やっぱ無理か。」
そっか、俺って彼女に話し掛けられなそうな純情キャラと認識されてんのか…
確かにそうなんだけど…
なんか微妙…
ともあれ菊女には二人が付き合ってくれることになった。
受験勉強の時間を割いてくれる二人のためにも俺、
君に勇気、出さなきゃな─
* * *
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…