「お前さ、学園祭に行った時も随分女の子からカッコいいとか言われてたじゃん?

でもそんなことも気にも留まんないで彼女のことだけひたすら想っててさ。

そこまで一途で何を気になることある?

そんな好きなくせにさ、彼女が予想通りの子じゃなかったら愛せないかもとか馬鹿なの?



はっきり言ってどうせお前、失うものも何もないんじゃん?

傷付いて、傷付けて来いよ。

彼女の記憶の端にお前のこと刻んで来いよ。」