翌日。



いつもの時間、いつもの電車。

そしていつものように彼女はドアに寄り掛かり、今日は化学のノートのイオン分析のページを読み込んでいる。



それをいつものように少し離れた所から見つめている俺…

最早変質者だと思われても仕方ないかもしれない…



その時、不意に後ろから肩を叩かれる。



「!!」



ホントに変質者だと思われた!?