瀬戸君は空気が読めない

俺は自分の不幸を予知できてしまうせいで授業中だろうがお葬式の最中だろうが、空気を読めない行動をしなければならない。

なんでこんなにめんどくさい事をしないといけなくなったのか、俺自身もわからない。

はぁ…本当にめんどくさい。

そんな事を考えていると今日も1日の授業が終わった。

まあもちろん友達のいない俺は今日も1人で帰ろうとしたそのとき、後ろから1人の女子に呼び止められた。

秋哉「ふぇっ?俺!?」

普段誰からも話しかけられることのない空気の読めない変人が、学校で話しかけられるなんていつぶりだろう。

久しぶりに返事をした俺は一瞬裏返った喉を元に戻すのに必死だったが、その子はそのことなんて気にしていないようだった。

女子「今から…屋上に来てくれない…かな…?」

(・Д・)