「オイ。」 「えっ?」 私は目を開けて後ろを見た。 「空…。えっ?戻って無い…。」 そこは、過去のままの世界だった。 「ほら、立てよ。」 そう言って私に手を差し伸ばした。 私は、空の手を握り立ち上がった。