えっ……なんで真剣な顔をしてるの?



また……目がはなせない……



どんどんコーラルの顔が近づいてくる



あと5センチの時



私は自然に目をふせた



今までは無理矢理のキスだった



でも、今は私が望んだキスだった…



気持ちが全然違ってもっとして欲しくなった



私の唇はコーラルを求めて何度も唇を探す…



何度も何度も今までしたことの無いキスをした



少し時間がたった頃



「おい。いつまで俺は襲われるんだ?」



「えっ!?」



気付いたら息が荒く、私の両腕はコーラルの肩にかけていた



おもわず後退りをしてしまった



「珊瑚ってキス魔?めっちゃ大胆だし」



コーラルはにやにやしながら言う



私の顔は勿論、真っ赤!!



「うぅっ…、そんなことな…い……はず………」



「本当に珊瑚って可愛いな!一生、俺が大事にしてやるよ」