「藤本くん、あなたはどう?良くなったの?」
「多分もう一時間寝たら大丈夫だと思います。先生、俺にもお茶ちょうだい」
「あんたはお腹痛いんだからやめときなさい」
私は教室に戻るためにブレザーのジャケットを着てから、カーテンの向こうにいる藤本の方に目を向けた。
携帯の画面を確認すると、藤本からラインが一通きてた。マナーモードにしていたのに気が付かなかったみたい。
『放課後、開けとけよ』
ニヤつく顔を抑えながら保険室を後にしたら、ちょうど体育館から戻る亜由とりったんに出くわした。
「七海、大丈夫?藤本と保健室で話せた?」
「うん、大丈夫。あのね、実は付き合うことになったんだ」
「え!?うそ!なんで?先生いるのに告ったの?」
二人に保健室での出来事をあれこれ聞かれたけど、藤本と二人でベッドに入ったことだけは絶対に秘密にしようと思ったんだ。
On The Bed Ⅱ ―完―
「多分もう一時間寝たら大丈夫だと思います。先生、俺にもお茶ちょうだい」
「あんたはお腹痛いんだからやめときなさい」
私は教室に戻るためにブレザーのジャケットを着てから、カーテンの向こうにいる藤本の方に目を向けた。
携帯の画面を確認すると、藤本からラインが一通きてた。マナーモードにしていたのに気が付かなかったみたい。
『放課後、開けとけよ』
ニヤつく顔を抑えながら保険室を後にしたら、ちょうど体育館から戻る亜由とりったんに出くわした。
「七海、大丈夫?藤本と保健室で話せた?」
「うん、大丈夫。あのね、実は付き合うことになったんだ」
「え!?うそ!なんで?先生いるのに告ったの?」
二人に保健室での出来事をあれこれ聞かれたけど、藤本と二人でベッドに入ったことだけは絶対に秘密にしようと思ったんだ。
On The Bed Ⅱ ―完―

