また、一緒のクラスだ・・・!
嬉しい、どうしよう。なにか声かけてみようかな?
もらったばっかりのプリントを見る振りをしながら、込み上がる嬉しさを表に出さないよう隠すのにさっきから必死になっている。アイツと一緒のクラスになれたのも、もちろん気を緩めると顔がニヤけそうになるくらい嬉しい。
さらに、クラスメイトの欄にあの3人の名前を見つけた瞬間、腕を振り上げ、ガッツポーズをしそうになった。
それをこらえるかわりに、今はその中の一人、 森澤綾乃 ( もりさわ あやの )と手を取り合っていたところだ。
「また、同じクラスじゃね!」
「うん!よかった〜一緒のクラスで!
私、他に友達いないから…
ところで芽生ちゃん・・・?」
「んー?」
こそこそと耳に顔を近づけ、
「アイツと一緒のクラスじゃん・・・!」
「・・・! あやちゃんっ・・・!!」
イタズラっぽく、ふふふと笑う彼女の頭に軽くチョップをおみまいしながら、どんどん熱くなる頬を意識し、また顔が緩んでくる…!
あぁ、またこのやりとりが来年度もできるんだな〜
アイツのことはしばし頭の片隅に置き、
今は目の前の笑顔を眺めながら、そんな思いに胸を温めた。
(・・・今年もよろしく)
横目でチラとアイツの顔を伺いながら、心の中でそっと呟いた。
嬉しい、どうしよう。なにか声かけてみようかな?
もらったばっかりのプリントを見る振りをしながら、込み上がる嬉しさを表に出さないよう隠すのにさっきから必死になっている。アイツと一緒のクラスになれたのも、もちろん気を緩めると顔がニヤけそうになるくらい嬉しい。
さらに、クラスメイトの欄にあの3人の名前を見つけた瞬間、腕を振り上げ、ガッツポーズをしそうになった。
それをこらえるかわりに、今はその中の一人、 森澤綾乃 ( もりさわ あやの )と手を取り合っていたところだ。
「また、同じクラスじゃね!」
「うん!よかった〜一緒のクラスで!
私、他に友達いないから…
ところで芽生ちゃん・・・?」
「んー?」
こそこそと耳に顔を近づけ、
「アイツと一緒のクラスじゃん・・・!」
「・・・! あやちゃんっ・・・!!」
イタズラっぽく、ふふふと笑う彼女の頭に軽くチョップをおみまいしながら、どんどん熱くなる頬を意識し、また顔が緩んでくる…!
あぁ、またこのやりとりが来年度もできるんだな〜
アイツのことはしばし頭の片隅に置き、
今は目の前の笑顔を眺めながら、そんな思いに胸を温めた。
(・・・今年もよろしく)
横目でチラとアイツの顔を伺いながら、心の中でそっと呟いた。

