部屋に戻って







「美味しかったね、優真くん!」








「俺は結衣の方が美味しいと思うんだけど…」





「な、なに言ってるの…!!」





「ほら、旅館の人も布団敷いてくれてるよ。ぴったりくっ付けて。」






「そ、それは寝るからであって…!」






「結衣…俺は今回の旅行、そーゆーことも楽しみにしてたんだけど…結衣は違う?」






「え、えっと…」






実を言うと、新しい下着買う時点で私も考えはしてたけども!!!!


泊まり=そーゆーこと みたいな雰囲気もあるけど!!!





「…分かった…俺、寝る」






あ…


…でも、私…




「優真くん、優真くん…
私、自信ないの…おばさんだし、若い優真くんに付いていけるか、満足させられるか自信ないし…」






「…なにそれ。結衣のばか」





「…へ?」





「俺、どんな結衣でも好きだから。
言ったじゃん。年齢なんて関係ないし、本当に結衣が嫌っていうならしない。」







…優真くんは、どこまでも優しい


どんな私でもいいなんて。







「優真くん、ごめんね。」




私はそう言って優真くんを抱きしめた。





ちなみにここは布団の上。

…意味、わかるよね?





「…結衣、結衣…」