教室へ戻って来ると隣は橘君だった。
なんでこんな時に限って······
嫌だよーー泣
女子の視線が「羨ましい」と言っているようだ


「ねぇ」

橘君が話し掛けてるのに無視なんてすごいなー


「ねぇ、須藤さん?」

須藤さん勇気あるねー······って私ぃ!?

「聞いてる?須藤さん」

「ははは、はい」
あー噛んじゃったよぉーーー
クスッ

今笑われたっ!恥ずかしい。。。

「で、どうしたの?
橘君はいきなり」

「え?あー、まぁー1年間よろしくね!
ってとこかな?俺は橘 諒真よろしくな
須藤さんじゃなくて、真愛って読んでいい?」
笑顔がかっこいい······じゃなくて
見惚れてる場合じゃなかった!

「あぁー、いいよー!
まぁーよろしく······ね」




こんな感じで橘君と関わり始めた