明け方美鶴が目を醒ますとすでに透の姿はなかった。寂しいとは思わなかった。きっと仕事に行ったのだろう。昨日一日美鶴と過ごしたのだから仕方のないことだ。
下半身の鈍い痛みはあった。けれど透がまだ中にいるようでそれすら愛おしかった。
「あれ?」
左手の薬指に指輪が戻っていた。透がつけたのだろう。
離婚しないと決めたからには自分も変わらないといけない。着替えて家を出る。今日は勤務の日だが着替えなどは全部町田のアパートにあるのだ。美鶴は地下鉄へ向かい始発電車へ乗り込んだ。
下半身の鈍い痛みはあった。けれど透がまだ中にいるようでそれすら愛おしかった。
「あれ?」
左手の薬指に指輪が戻っていた。透がつけたのだろう。
離婚しないと決めたからには自分も変わらないといけない。着替えて家を出る。今日は勤務の日だが着替えなどは全部町田のアパートにあるのだ。美鶴は地下鉄へ向かい始発電車へ乗り込んだ。


