ある日の勤務終わり美鶴のスマホに一件の不在着信があった。みると秘書の冴木からだ。めったに連絡を寄こさない相手ということもあり美鶴は折り返すことをためらっていた。するとまた佐伯から電話がかかってくる。仕方なく美鶴は電話に出ることにした。
「はい」
『冴木です。……奥様。これから少々お時間をいただけないでしょうか?』
話の内容は聞かされなかった。だから余計に気になって美鶴は指定されたカフェへ急いだ。店に入るとすでに冴木は到着していた。やけに姿勢のよいスーツ姿の男性は若者が多いこの店ではとてもよく目立つ。
「遅くなってすみません」
「とんでもございません。お時間を作っていただきありがとうございます」
折り目正しく頭を下げると冴木はメニュー表を広げて美鶴に向けた。
「何かお飲みになってください」
「では、アイスミルクティーにします」
注文が済むと美鶴は冴木に尋ねた。忙しいい合間を縫ってきたのだろうか。冴木は終始スマホを気にしている。
「はい」
『冴木です。……奥様。これから少々お時間をいただけないでしょうか?』
話の内容は聞かされなかった。だから余計に気になって美鶴は指定されたカフェへ急いだ。店に入るとすでに冴木は到着していた。やけに姿勢のよいスーツ姿の男性は若者が多いこの店ではとてもよく目立つ。
「遅くなってすみません」
「とんでもございません。お時間を作っていただきありがとうございます」
折り目正しく頭を下げると冴木はメニュー表を広げて美鶴に向けた。
「何かお飲みになってください」
「では、アイスミルクティーにします」
注文が済むと美鶴は冴木に尋ねた。忙しいい合間を縫ってきたのだろうか。冴木は終始スマホを気にしている。


