カタオモイ+





怪しい…


俺は眉間に皺を寄せ、『お前、何企んでんだよ?』と脅しにかかった瞬間。



『遅れてごめんなさ〜い!』

とかわいらしく作ったような声がした。



『あっ、きた…』と悪友が呟いたかと思うと、

『優実ちゃ〜ん!!』とヒラヒラと手を振る。



4人の女達が並んでこっちに歩いてくる。
その中に…『あ』。
見覚えのある顔があった。
優実ちゃんの後ろの子。




女子メンバーが揃い、席につく。


『お前の前の子、見覚えあるだろ?』と横からウインクされた。



俺の前に座っている子。

その子を見据えると、目が合い、照れたように恥ずかしそうに目を逸らし俯く。