…暑い 高校2年の8月 私、宮野 莉羽(りう)は補習を受けてます… それにしても暑いっ! 「あっつーーいっ‼紗夢ー!助けてっ!」 私の親友の崎村 紗夢(さゆ) 今私の隣に座って私を待ってくれている。 「無理。てか、私の方が暑い。あんたのこと待ってる私の身にもなってよ。」 「ごもっともです……。」 はぁ、暑い、ほんとに暑い。 ジュースでも買ってこようかな 「紗夢、私飲み物買ってくるけど、いる?」 「私コーヒーとコーラ」 「はいはい、じゃ、いってくる〜」