ドキドキさせる…??? 私が、部長を??? 「ムリだって!部長の顔見たことあるの?」 「あるに決まってんでしょ。」 「あの人、何も顔に出ないよ!?ドキドキという感情が備わってるかどうかも怪しいし!」 私には、ハードルが高すぎるんですが。 「そこを頑張るのが、朱里の課題であり、 全国の恋愛下手女子の課題でしょ。」 絢は、綺麗に微笑んでみせた。 うう…この笑顔に私は弱い。 「部長の反応と、完成した記事、 両方期待しておくわ。」 こうして私の8月号企画案がスタートした。