名脇役ここに登場。

そう言うと嶋中は私の左手を掴んだ。

いや、掴んだと言うより

包み込んで手を握ってくれたんだと思う。

「ふふっ
これならはぐれないね!」

すごく幼稚園生な感じするけど

これ以上水族館の時間が無くなるのは

嫌だから許そうじゃないか。

「お前さ、照れたりしないの?」

「手握られて?」

「そ、そうだよ。」

「嶋中がそーやって照れると
照れそうになるよ。」

そう。

嶋中が照れるとそれが移るんだよ。

「そ。
俺ごときじゃ照れたりしないよな」

「何よその言い方ー」

「何でもないっつーの。
早く行くぞ」

「っしゃあ!
水族館だぜ!」

「精神年齢小3ってバレるから黙って。」

「はい。」

その後も嶋中に手を繋いでて

もらったおかげではぐれずに

水族館に到着することができた。