まぁ、そのおかげて可愛い友人が出来たと

思えばありがたいだけの話である。

「姉ちゃん。彼女のプレゼント選び
手伝って?」

「私で力になれるかね?」

「男だけだと入りづらいところも
姉ちゃんとなら入れる。」

「そうか、うん、そーだな。
付き添ってやろうじゃないか。」

さすがは我が弟。

もう彼女がいるのか。

サラッと抜かされたぞ。

まぁ、また今度会わせてくれ。

「結子?バイトの時間じゃない?」

「おーそや。
7時からだから、45分に出るねー。」

私、バイトしてるのです。

近くの飲食店。

チャリで5分。

結構雰囲気いい店で時給1200円くらい。

ちょうど良き。