「だから、もう帰れ。
俺とお前は一緒にいるべきじゃない」
要くんはまるでわたしを他人のような扱いで追い払うように接してくる。
でも、せっかく会えたんだもん。
わたしは何を言われても……もう逃げないから。
昔のわたしとはもう違う。
強くなったんだよ、君のおかげで。
「なんで…?わたしは会いたかったよ」
「うるせぇな。俺は……もう昔の俺じゃねぇんだよ」
再び、こちらを向いた彼
何もかもを諦めたような、そんな表情を浮かべている。そんなのは君らしくない。
「ううん、要くんは変わってない。
その相変わらずの口調も優しさも全部昔と変わらない」
君は君のままだよ。
見た目はだいぶ落ち着いているけど中身は何も変わらない。
今だって、どうせわたしのことを気にしていってるんでしょ?



