【完】幸せは透明度100%




「要なら、ここにいると思うよ」



そう言ってスーツのポケットの中から白い一枚の紙を取り出して机の上に置いた。


そこには“△△市〇〇町1番地……”と住所が書かれていた。
その住所は県内だけど、
だいぶ田舎の方で、ここからは一時間はかかる。


「坂田くん、ありがとう…っ!」


それでもいい……君に会いたい。


わたしはお礼を言って、千円札を机の上にバンッと置いてからダッシュでバス停まで向かった。


ずっと、願ってた。
もし叶うならもう一度君に会いたいと──…