「要くん……わたし、頑張るからね」
「うん、頑張ろうな」
君はわたしを本当に支えてくれている。
“頑張れ”じゃなくて、“頑張ろうな”とまるで一緒に叶えよう、と言ってくれているような気持ちになる。
要くんの手がわたしの頬にそっと、優しく触れる。
わたしも彼の女の子のようなすべすべで綺麗な肌に自分の手を伸ばす。
必然的に絡み合う視線は温もりと優しさで溢れている。
そのまま、コツン…っとおでこをくっつけ合う。
これが“愛しい”という気持ちなのかな?
胸の奥が締め付けられるようなのに不思議と痛くなくて、たまらなく君のことを想う。
星空の下で君と将来について語り合い、君のおかげで改めてデザイナーを目指そうと決めた。
君が見せてくれたあのスミレの花のように強くなるから。
空を飾る星たちがキラキラと輝きを増して光り、わたしたちをそっと包み込むかのように静かに照らした。



