【完】幸せは透明度100%




そこにいると妙に落ち着いて、たまに不安にもなって
それでも安心して涙を流せる場所


それは君の隣。



「俺?俺はそうだな…理想は早めに22歳とか?
あ、でも女は経済力がついてからの方がいいって言うか」


「そうなの?わたしは好きな人と
一緒にずっといれるならそれでいいけどね」


「ハハッ…なんか悪い男に引っかかりそうだな」


「なっ…!失礼な!
これでもわたしは見る目あるんだからね!」


少し胸を張ってドヤ顔で言ってみせると彼がハハッと笑ったから、わたしもそれに釣られるように頬が緩み、はにかんだ。