この世界には何億、何十億の人がいる。


その中でわたしは君を好きになった。
それはきっと、紛れもない奇跡だと思う。








初めての恋だった。


君は右も左も分からないわたしに優しく
そして時に残酷なまでに恋を教えてくれた。


他にも君には色んなモノを教えてもらったね。


そのおかげで真っ白だった世界がいつの間にかいろんな色で溢れて、君色に染まっていたよ。



もう二度と君と過ごしたあの日々がかえってくることはないけれど、君がわたしのそばにいなくたって、日々は過ぎてまた違う明日が来る。