それから何度も告白しようとしたけどなかなか言い出せず、気づけば卒業式。
今日言うんだ…
意気込んでたのにタイミングが掴めず、結局のところ友だちと喋っているなかで思わぬ形の告白をしてしまった。
「俺は、未来が好き。
未来は…俺のことどう思ってる?」
「…っ
翔平くんが、大好きです…!
信じられないという顔をしながらも俺に向けられたその笑顔を、一生かけて守りたいと思った。
つーか…
ヒューだのキャーだのキスしろだの…
周りがうるせえ。
周りの声にイラっとしていると、やはり俺の感情は顔に出ているらしい。
未来の友だちの由那が、泣き笑いしながら俺に未来を押し付けて
「どうぞどうぞ!持ってってくださいな!」
なんて言ってきやがったんで、その言葉に甘えて未来を連れて走って教室を出た。
今日言うんだ…
意気込んでたのにタイミングが掴めず、結局のところ友だちと喋っているなかで思わぬ形の告白をしてしまった。
「俺は、未来が好き。
未来は…俺のことどう思ってる?」
「…っ
翔平くんが、大好きです…!
信じられないという顔をしながらも俺に向けられたその笑顔を、一生かけて守りたいと思った。
つーか…
ヒューだのキャーだのキスしろだの…
周りがうるせえ。
周りの声にイラっとしていると、やはり俺の感情は顔に出ているらしい。
未来の友だちの由那が、泣き笑いしながら俺に未来を押し付けて
「どうぞどうぞ!持ってってくださいな!」
なんて言ってきやがったんで、その言葉に甘えて未来を連れて走って教室を出た。
