その瞬間、目を覚ました。

「なんだ...夢か...」

少し...ほんの少し残念な気持ちになりつつ、もう一度布団にくるまった。

君に名前を呼ばれたのはいつぶりだろう。

もう何年も呼ばれていないっけ。

わたしはそんな事ばかり気にしてたから、それから眠れなかった。