「好きだよ、音羽(オトハ)。もうずっと昔から...」

夕焼けが綺麗に見える帰り道の土手。

君なりにロマンチックな場所での告白は、想像以上に嬉しかった。

わたしは頬を赤らめ、黙って首を縦に振る。

「だから...俺と付き合って?」

「うん...」

そう言うと、君の顔がわたしに近づいてきて...。

唇、当たっちゃう...!!