ある日、メモ交換をしている孝介君からのメモに…。

『昼休み、屋上来てくれる?』

と書いてあった。

何を言われるのか分からなかったけど、一応行ってみたら、なぜか孝介君の他に、勝喜君と、椿君も来ていた。

『何言いたいか、分かる…よね?』

『俺たち、3人とも菜穂のことが好きなんだ。』

『付き合って下さい。』

菜穂はびっくりした。

嬉しかった。本当にモテ期なんだ、と。

でも、

「3人とも、ごめん。」

『え…。』

「誤解しないで!3人のことが嫌いな訳じゃなくて。ただ…。」